雨音で奏でて…二人きりの世界
芽里は拓真の愛し方にしびれて

思わず身体を捩ったり

キスを求めたりと…大胆なことも

自然とできる…

自分が出す声にまだ驚いたりして

そんなところが拓真を煽っているなど

とは考えも及ばず…

背中につい爪を立ててしまい

あまりの恥ずかしさに又身体を熱くして


真夜中まで愛を交わし…

大好きな腕の中で朝を迎える

少し不安な朝でもベッドの中で
拓真が抱き寄せてくれるから

芽里は笑顔で会社に行ける

泣きたい夜も、胸が苦しくなる夢も

ひとりきりではないと

教えてくれる温かいぬくもりを

手放す事はきっと出来ないから

この先どんなことがおきても

拓真を信じていく…

芽里はベッドからすり抜け

朝食の準備に…

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