クールな君は病人嫌い
「いってきます」
あと何回、いってきますがいえるだろう…
今日はちょっと体調が優れないから、ネガティブになっちゃうな。
私はちゃんと学校にいっています。
わたしに病気があるのがわかったのは中2の頃。
体育で持久走をやってたら頭がクラクラして…
そのまま意識を手放した。
その時はこんな重い病気だなんて思わなくて、すぐ治るって思ってた。
だけど違った、すぐ治るどころか、待っても待っても、ちっとも治らなかった。
治ると信じて薬だって我慢した。
だけど、治らない病気って聞かされてから
わたしは薬を止め始めた。
ちょっとした、反抗期。
朝ごはんに持ってきてくれる薬は全部捨ててる。
だからかな、体調、悪いや。
元々学校に行けてるのも私が駄々をこねたから。
本当なら病院から出ることさえ、許されないんだと思う。