いろはにほへと
「ありがとう!」
突撃、かと思ったら。
後ろからぐーっと抱き締め、、られ…てる?
「ありがとう、ひなのー!!!」
わしゃわしゃと頭を撫で…られて…いる?
硬直状態。
お星様がチカチカと飛んでいます。
「じゃー、俺、家でおとなーしく待ってるね!荷物持つのに門までは迎えに行くからね!」
ひとしきり喜びを表わすと、トモハルは台風のごとく家の中に消えた。
「・・・」
ぽて、ぽて…と、かろうじて足を前に進めながら、今しがた起きた出来事を飲み込めない私。
カララ……ピシャン…
門の戸を開いて、アスファルトの路に出た途端。
「~~~~~~!!!!」
立っていられず、しゃがみこんだ。
び、病院行かなくちゃ。
バックンバックン、と心臓が口から出そうになっている。
今までに経験のない発作が、日に三度も起こり、その度に症状が酷くなっていっている。
私の老い先、もう長くないのかもしれません。
突撃、かと思ったら。
後ろからぐーっと抱き締め、、られ…てる?
「ありがとう、ひなのー!!!」
わしゃわしゃと頭を撫で…られて…いる?
硬直状態。
お星様がチカチカと飛んでいます。
「じゃー、俺、家でおとなーしく待ってるね!荷物持つのに門までは迎えに行くからね!」
ひとしきり喜びを表わすと、トモハルは台風のごとく家の中に消えた。
「・・・」
ぽて、ぽて…と、かろうじて足を前に進めながら、今しがた起きた出来事を飲み込めない私。
カララ……ピシャン…
門の戸を開いて、アスファルトの路に出た途端。
「~~~~~~!!!!」
立っていられず、しゃがみこんだ。
び、病院行かなくちゃ。
バックンバックン、と心臓が口から出そうになっている。
今までに経験のない発作が、日に三度も起こり、その度に症状が酷くなっていっている。
私の老い先、もう長くないのかもしれません。