元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~
俺は小学2年生の時、、初めて依頼を任された。
母親は反対していたけど。
俺は新しいオモチャを手に入れたかのように、俺は愛用の銃を片手に深夜の街へと出掛けた。
「どうしたんだいぼく。
お家はどこ?」
優しく聞いてくるターゲットの心臓に、俺は銃を当てた。
「おにいちゃん、あそぼう?」
「え・・・?」
「マトアテごっこ。おにいちゃんマトになってね?」
「あっ・・・ああ・・・」
逃げ始めたターゲットを追い、走りながら撃つ。
「ヴッ・・・!」
「ダメだよおにいちゃん、がんばってよけないと」
「何でこんなクソガキに・・・ッ!」
「ほらほら、そんなことしているうちに、おにいちゃんシんじゃうよ?」
「うわあああっ!」
ターゲットは情けない悲鳴を上げながら、アッサリ亡くなった。
俺は死体屋に連絡し、来てもらった。
死体屋の顔は、笑顔だった。
「素晴らしい出来栄えですぼっちゃま。
お父様もお喜びになることでしょう」
「本当?ヤッターッ!」
人を殺すことに抵抗なんて、
なかったんだ。