元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~
第3章~氷さんと陽詩~
☆氷side☆
1章でも2章でも、よく出てきた僕だけど。
sideは本編以来だね。
お久しぶりです。
和泉氷です。
ブラックキャット情報屋をしています。
本編で、僕は紅羽に本名を明かしました。
僕の本名は、和泉包。
そして本編では同時に、僕の過去を少々明かしました。
おさらいしますか。
僕の両親は僕を生んですぐ捨て、施設で過ごすようになった僕は、そこでいじめにあい、施設を抜け出したところ、ボスに会い情報屋として生き始めました。
ちなみに、僕がブラックキャットに入ったのは、8歳の頃。
現在僕は23歳だから、かれこれ15年もいるんだ。
長いもんだねー。
この章では、僕が何故ブラックキャットで唯一と言って良いほど珍しい、ボスと仲良くしているのかという理由が明らかになります。
多分疑問に思っていた人、多かったと思います。
読者様だけでなく、紅羽も澪鵺もぼっちゃまも知紗ちゃんも気になっていたからね。
まぁ話すつもりないけど。
読者様にだけは教えてあげます。
特別ですからね。
紅羽がしつこく聞いてきても、教えてはいけませんよ。
それでは、
ページをお捲りくださいませ。