undying love 〜永遠の愛〜
−friendship−
あの日とよく似ている…
雲ひとつない澄みきった青空
俺は瞼を閉じて、眩しいぐらいに自分に降り注ぐ光を遮る
『…パパ〜!ねんねしちゃダメー!!』
馬乗りになって、ペチペチと俺の頬を叩く君の笑顔はママとそっくりだ
「わああぁーー!!!」
『キャァ〜〜!!』
砂浜を逃げ回って走る君も、涙を浮かべて俺を見上げる大きな漆黒の瞳も、そのスッとした小さな鼻も、薄い唇も…君の全てが、ママと俺の宝物だと感じさせてくれる
『パパ〜!ママきたよ!やったぁ〜♪』
「そうだな!いい子にしてたからだぞ?」
『わぁーい♪』
愛しい君の小さな手をとり
ゆっくり歩きだす。
眩い光と爽やかで…
…温かい風を全身に感じながら…
全ての奇跡を絆にかえて