undying love 〜永遠の愛〜
−誓い−
「ただいま〜…」
『おかえり!早かったね♪』
友里は玄関まで走って迎えてくれて、俺はそれが嬉しくてその場で熱いキスを交わした
俺達は大学に通い始めて毎日サークルやゼミで忙しく過ごしていた
だけどお互いに2人の時間は前よりも大切にして、時間ができればいつも一緒にいた
食事の後、いつものようにソファーでくつろいでると、友里が俺の手を握ってきた
「…ん?どうした〜?」
友里は何か決意したような真剣な顔で、俺を真っ直ぐ見ていた
『あのね…私やっぱり諦めたくなくて…赤ちゃん欲しいから…。不妊治療しようかな…って…』
「不妊治療?」
『うん…雅也が嫌じゃなかったら…』
フッ…嫌なわけないだろ…
「ありがとう…一緒に頑張ろうか?」
友里は不安そうな顔を崩して、パアッと花が咲いたように笑う
コロコロと表情を変えて喜ぶ友里をただ抱きしめてお腹にキスを落とした