undying love 〜永遠の愛〜
親とうまくいってないのか?
友里の両親は若いのに、しっかりしていて、優しくて…そんな両親を友里は慕っていた
ジッポーをカチカチ鳴らしながらいろいろ考えていると、寝室から私服に着替えた友里がでてきた
『ごめんね〜…』
「お前歩けないだろ…ちゃんと掴まれよ?」
ひょいと抱き上げると、友里は手足をジタバタして、俺の腕から逃げようとする
「友里!!…車までだから!落ち着けよ〜」
軽いなぁ…痩せたか?
『……ごめんなさい』
やっと大人しくなった友里と荷物を持って家をでると、外はもう暗かった
車の後ろ座席に友里を横にして、車をだした
『雅也の車久しぶりに乗った〜…』
「久しぶりって…俺、免許とってから2ヶ月しか経ってねーよ?」
『そうだっけ?いいね〜医者の息子は♪』
「うっせーよ」
友里を抱いたまま、チャイムを鳴らすと友里のお母さんがドアを開けてくれた