undying love 〜永遠の愛〜


「おいおい…俺を撮っても意味ないだろ?…姫を撮んなくちゃね〜」

『えっ?…姫?何で女の子なのー?』

「初めは女の子が欲しいから〜…まぁ、どっちにしたって俺と友里の子なんだから可愛いけどねー♪」

俺の隣で友里が笑ってる。お腹には赤ちゃんがいて…普通の事かもしれないけど、すごい幸せだ…

『雅也…赤ちゃんが産まれても、雅也のこと大好きだよ?…もちろん赤ちゃんも好きだけどね?』

何だ急に…真剣だし

「フッ…可愛い〜!実は今の撮ってあるんだよねぇ〜もう一回聴こうかな〜♪」

『えっ!やだぁー…恥ずかしいよ!』

騒ぐ友里を抱きしめて、深いキスをした

「……ありがとう。俺も大好きだよ」

額をくっつけたまま、友里の潤んだ瞳を優しく見つめる

友里は恥ずかしいのか、必死逃げるようにしていたが、俺はその日から、ビデオカメラで友里とお腹の子を撮り続けた

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