undying love 〜永遠の愛〜
『友里ちゃん!どうしたの!?』
友里は何も喋ろうとしなくて、代わりに俺が事情を話した
「俺ン家に遊びに来てたんだけど…熱だして〜とりあえず部屋まで運ぶから」
『ありがとね〜雅也君!』
友里がこの家に来る前から俺の母親と、この人は仲がよかった
2階の友里の部屋を開けてベッドに寝かせる
「大丈夫か?」
『…ん〜…ありがとー』
「じゃあ、俺帰るから。明日学校無理すんなよ?暇だったら電話しろ」
頭を撫でて友里から離れようとすると、俺の服を小さく掴んできた
「ん?…どうした?」
『…もうちょっといて?』
一瞬戸惑ったが、余りに不安そうに言うので、もう一回頭を撫でて優しく微笑んだ
「わかった。冷えピタ貰ってくるからな」
ーパタン…
はぁ〜…まったく…
友里はブラコンだからな…