undying love 〜永遠の愛〜


開業したばかりの頃より、大分起動に乗り始めて、俺は忙しい日々を過ごしていた

〜♪〜〜♪…

その日の午前中、親父から電話がかかってきた

「もしもし?どうかした?」

[あぁ!今、友里ちゃんが運ばれたよ!]

「今行くから!」

俺は電話を切って、はやる気持ちを抑えながら病院を飛び出して、車を走らせた

病院に着くと、親父やじーちゃん達が不安そうに廊下を歩き回っていた

「友里は!?」

親父は、駆けつけた俺を椅子に座らせた

『落ち着きなさい…』

有無も言わせぬ空気を感じて、俺は祈るように瞼を閉じた


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