undying love 〜永遠の愛〜
冷えピタを貼り替えると、ビクッと身体が跳ねて、友里を起こしてしまった
「ごめん。起こしたな…」
『ううん…平気〜…』
「りんご…食わせてやろうか?」
『えっ!?///…自分で食べれるよ!』
フッ…
顔真っ赤だし〜…面白い
『なっ…何よ?』
俺の考えていたことが顔に出ていたのか、膨れっ面で問いかけてきた
「いや…可愛いなと思って」
『どうしたの?何か普通に優しいね…いつもなら放って置かれるのに…何かあったの?』
どうやら友里の中の俺は、結構な人でなしにされているようだ
「病人放っておくほど酷くはねーよ?」
友里は信じられないのか、りんごを口に運びながら横目で俺を見てきた
…全然信用ねーんだな。俺…
久しぶりに入った友里の部屋はピンクと白でまとめられていて、一番最後に入った時より可愛らしい部屋になっていた