undying love 〜永遠の愛〜
「おじさんおかえり〜久しぶりだね〜」
『おお!雅也〜久しぶりだな!』
「だなぁ〜…久しぶりに会った所で悪いけど〜俺そろそろ帰るから〜後よろしく〜」
『雅也君ありがとね』
そそくさと友里の家を後にして車に乗り込む
実家に寄るか迷ったけど、なんだか疲れてしまって、そのまま自分の部屋に帰った
ベッドに倒れ込むと、微かに友里の香りがして、今日あった事が頭の中をぐるぐる回っていく
もしかしたら、聞いて欲しかったのかもな…でも、アイツ…何隠してんだ?
〜♪〜♪♪〜…
携帯のディスプレイには友里の文字…出るか迷ったけど暇だったら電話しろと言った手前、出るしかなかった
「は〜い♪どうしたー?」
『今日はワガママ言ってごめんね!いろいろありがと!じゃーね』
「お…おい?」
ープーッ…プー…
何だ…イタズラか?
友里は自分の用件だけ早口で言うと、すぐに電話を切ってしまった