undying love 〜永遠の愛〜
『雅也…私が熱出しちゃった時…着替えさせてくれたでしょ?』
「あぁ…そうだったな」
『その時…何か…見なかった?』
友里の質問に今更ながら嫌な予感がした
「あぁ…確か殴られたみたいな…跡があったな…」
『やっぱり…見たんだね』
はぁー…誰に殴られたんだよ…
「あぁ…見た…っつーか見えた…って感じだったけどな?」
『うん…わかってる…』
友里は俺の左手を取ると落ち着くのか、人差し指を自分の左手で握った
俺はあいている右手を友里の指と絡ませ、恋人つなぎをした
『それね…パパがやったの』
「……パパって…おじさんが?虐待か?」
…でも…見る限り腹以外の身体には怪我がねーのに…
そう思った瞬間、俺の頭の中で嫌な言葉が見つかった。絶対にそうであってほしくないと願ってしまうような言葉