undying love 〜永遠の愛〜
「…おい…何が可笑しいんだよ!?」
『あのね…一緒に寝るのも、キスしたり、抱き合ったり…元カレとは何にもしたくなかったのに、まさか雅也とするのは嫌じゃないなんて…不思議…あぁ〜可笑しい』
今まで友里の相談は受けてきたが、そんなの全く気付かなかった
「それはお前が俺に惚れてる証拠だな」
『うん。私ちっちゃい頃から、ずーっと雅也の事好きだったのに、バレンタインとか、はぐらかされて…終いには雅也、由美ちゃんと付き合い始めちゃってさぁ…』
…バレンタイン?あれは義理チョコじゃなかったのか!それに由美って…
「何でもお見通しだな…怖い〜…でも良かったな…」
『ふふっ…うん♪良かった…』
やけに素直だなぁ…
余裕がないのか…
そう言って安堵の溜め息を吐いた友里を、優しく抱きしめた
「そろそろ寝ようぜ…」
『……うん』
友里は俺の唇にキスをして、真っ赤になった顔を隠すように胸に顔を埋めてきた