undying love 〜永遠の愛〜
『雅也のパパに会うの久しぶり〜』
「…緊張してない?」
首から手を入れて髪をかきあげ、額を合わせて真っ直ぐ友里の瞳を見つめた
『ちょっと…だけ…』
ギュッと抱きしめて唇にキスをした
「簡単に話すだけでいい。俺も側にいるから…大丈夫。安心しろ」
『うん…///』
親父がいる研究室に通され、並んでソファーに座ってコーヒーを飲んでいると、すぐ親父が入ってきた
『雅也〜!友里ちゃんも!久しぶり〜』
吠えるなよ…うっさいな…
相変わらずチャラチャラしてる親父を見て、友里はニコニコ笑っていた
『で、どうしたんだよ?』
『あっ…あの…おじさん…』
友里は覚悟を決めたのか、深呼吸をして自分の事をゆっくり話しはじめた
『そうか…それは辛かったな…』
「で…今日夜また、じーちゃん家に行って、養女にしてもらえるように頼みに行くから…母さんに伝えといてくれ」
親父は深く頷くと、友里と俺に向かって、友里を絶対に守る事を約束してくれた