undying love 〜永遠の愛〜
「本当にいいのか?」
俺の下で小さくコクッと頷くと俺を引き寄せてキスをした
『いっぱいして…?』
耳元で囁かれて、そのまま惹かれあうように唇を重ねた
ゆっくりパジャマのボタンを下から外すと、身体が強ばり、身を捩って逃げようとする。白い肌に痛々しく浮かびあがるアザや傷の上に俺の赤い花を咲かせていく
友里の顔を見ればきつく瞼を閉じて唇を噛みしめていて…俺は自分の印をつけた場所を優しく撫でた
「友里…こっち向いて?」
固く閉じていた瞼を開くと瞳から涙が零れ落ち、慌てて拭おうとする友里を起き上がらせて胸に抱く
「まだ怖いな。無理しなくていいのに…どうしたんだ?」
諭すように言うと、ひとしきり泣いた友里が俺の左手の人差し指だけを自分の左手で握った。昨日、俺に本当の事を話してくれた時のように
『みんないっぱい…よくしてくれて、迷惑かけちゃって…だから…雅也にはちょっとでも喜んでほしかったの。ごめんなさい』
あいてる右手で友里を抱きよせ、うっすら血が滲んだ唇を舐めるように口づけ交わした
「友里…ありがとう。お前の気持ちは嬉しいよ。だけど無理しても怖くなるだけだろ?」
『でも…』
「この件が終わって、もう少し落ち着いて、自然にその気になったらでいいから…その時は友里の初めてをもらうからな」
『えっ…でも、私…』
何か言おうとする友里の薄い唇を親指で撫でた