undying love 〜永遠の愛〜
「お前は何も覚えてないんだろ?」
『あぁ…うん。うっすら感覚はあったけど…わかんない…』
「それなら俺とヤるときが初めてだ。今までの事は全部忘れさせて俺が友里を抱くから。初めての男は俺…わかったな?」
『…ぇ…でも…』
「友里、初めては愛してくれる人なんだろ?…全部忘れよう?…俺がお前を守るから…」
『…雅也…』
「友里…好きだよ、大好きだ」
愛してる…と言おうかと思った…けど何か愛してるじゃ伝わらない気がしてならなかった
抱きしめて頭を撫でてやると、安心したのか俺に身体を預けて眠ってしまった
そのまま横になって、友里の目尻から落ちた涙に口づけて、温もりを感じているとすぐに眠りに引き込まれた
夢を見た。温かくて幸せな気分になれる…笑顔の友里がいて、真ん中には……
※※※※※※※
頬や唇に何か触れる感触で目が覚めた
『あっ…ごめんね…起こしちゃった?』
友里は恥ずかしそうに顔をシーツで隠して目を反らすから、シーツごと友里を抱きしめて額にキスをした
「おはよ〜…いつから起きてたの?」
『えっ…と、覚えてない…』
「そんなに見とれる程か?俺は」
『もう!///…からかわないで』
ベッドから出た時には、もうお昼を過ぎていて…その日はばあちゃんに達に冷やかされながら1日過ごした