undying love 〜永遠の愛〜
じーちゃん家に帰り、友里と一緒にテラスで夜空を見上げた
「宿題やってねーよ〜…」
『えっ!?そうなの?ダメじゃん…』
明日から学校なのに俺達には夜が明けるまでずっと、そこから動けないでいた
空が明るくなる頃やっと部屋に戻った俺達は風呂に入り、そそくさとベッドに入った
『ねぇ…私ね、パパに会う時、一人で行きたいな…ダメ?』
「一人で?それは…見張りもつけないでってことか?」
『うん…私一人で…』
「でも……」
友里の決意は固く、俺が何を言っても首を横に振るだけで、俺は友里に何かあったらすぐに連絡するように言って、一人で会うことを許した
何かあってからじゃ遅いんだけどな…
隣ですやすやと規則正しい吐息を漏らしながら、眠る友里を眺めていると、穏やかな気持ちになれて心が晴れていくのを感じた