undying love 〜永遠の愛〜
真新しいお日様の匂いがするシーツに顔を埋めていると眠ってしまったみたいで、一時間ぐらい経っていた
そのままリビングに行くとじーちゃん達と友里が笑顔で話をしていた
「友里!…おかえり」
『あっ!やっと起きた〜…遅いよ!』
頬をプクッっと膨らませて怒る友里は、吹っ切れたような清々しい顔をしていた
「ごめん…大丈夫か?」
『あ…うん!今おじいちゃん達とも話してたの。ちゃんと話してきたよ。平気だった』
「そうか。頑張ったな!」
ポンポンと頭を撫でると、俺の耳元に唇を寄せて友里が小さく囁いた
『…どっか行きたい…』
友里の手を引いて俺は自分の車の助手席に友里を乗せた
「どこ行く〜…?何か食うか?」
『うーん…そうだね!久しぶりにあのお好み焼き食べたいなぁ〜♪』
友里と俺が、中学の時によく行っていた店に車を走らせた