undying love 〜永遠の愛〜
前よりはだいぶ上手くなった友里の舌使いにもどかしさを感じ、歯列や上顎をなぞった
『…ふッ…ぅ…ン…』
鼻にかかる甘い吐息が聞こえたと同時に、快楽から逃げようと頭を反らしていく
過虐心を煽るその反応に俺自身が我慢出来なくなりそうで、名残惜しく唇を離した
「信じた…俺の事?」
友里は俺の腕の中で小さく頷いた
「ダメだね…家族なのに〜」
『…ぅん…でも今は恋人でしょ?』
濡れた瞳の奥に不安が見えた気がして、俺はもう一度唇を塞いだ
「一生俺の女だから…」
耳元で囁いたその言葉が聞こえたかはわからないけど、友里は首や耳まで真っ赤にしていて、俺を信じてくれたのを感じた
季節が変わろうとする空の下で、俺達はいつまでも抱き合って口づけを交わした