undying love 〜永遠の愛〜


「…どうして〜?」

耳元で囁いて耳朶を甘噛みして、白い首筋にキスを落としていく

『ひゃっ…///…雅也!あのね?』

友里は慌てながらも、器用にクルッと向きを変えて俺の腕を掴む

『…雅也…あんまりご飯食べてなかった時期あったでしょ?』

…ん?そんな事あったかな…

「…そーだっけ?覚えてねーな…」

『…雅也、私の作った物はちゃんと全部食べてくれるから…』

はっ!?料理教室って…
…俺の為か?

「ちょっと待て!ちゃんと説明して!」

友里は呆れたように肩を落としてため息を一つ吐いた

『…美由紀先生と別れたばっかりの時…私といるときしかご飯食べてないって言ってたでしょ?…だから…』

友里はふてくされたのか視線を落とした

…ぁあ〜…思い出した…
確かに言ったかもしんない…

「…俺の為に行ってんだな?…ありがとうな?」

そのまま抱きしめ背中に腕が回ってきたのを確認してから、友里を抱き上げてソファーに座らせた


< 72 / 132 >

この作品をシェア

pagetop