undying love 〜永遠の愛〜
俺は本命の医大を受験する為に最近になってやっと、本気で勉強をするようになった
『まーさーやっ♪お風呂沸いたよ?…ちょっと休んで入ってくれば?』
「あぁ〜…俺、もう少しやるから…友里先に入ってこいよ?平気だから」
『…ん〜…でも…』
「気にすんなって!ありがとう」
軽くキスをして友里が風呂場に入ったのを確認してからため息を吐いた
「はぁぁ〜…」
もう軽く3ヶ月はキス以上のことはしてないわけで…大袈裟だけど…風呂上がりの友里を見るのは生き地獄に近い事だった
そのお陰で最近では勉強に逃げる事が多くなって、成績も凄くあがった
なんか
嬉しいような…悲しいような…。
虚しいのか…
友里は高校を卒業したら保育士になりたいらしく、ずっと前から短大に進学する事を決めていた
成績も頭もいい友里は、俺みたいに切羽詰まって勉強しなくても大丈夫だった