undying love 〜永遠の愛〜
−真実−
「友里?どうした?」
海から帰ってきて部屋に入っても、落ち着きのない友里をソファーに呼んで隣に座らせた
『雅也…お風呂沸いたから……』
「うん。入っておいで?」
いつものように風呂に促すと、友里は戸惑いながら俺の手を握った
『…ッ…一緒に…』
「……んっ?」
『…一緒に…お風呂入ろ?』
どんな顔をしてたんだろう…
友里の言葉を噛み砕くのに時間がかかった
『…やっぱ一人で入る!////』
そう言って立ち上がった友里を抱きしめた
「…いいの?」
マジ?今日?うっわー…大丈夫かな…
有り得ないぐらい鼓動が速くなって、めちゃくちゃ嬉しいんだけど…それを悟られないようにいつもの調子で問いかけた
コクッと小さく頷いた友里の額にかかる髪をあげてキスをした
「…無理しなくていいぞ?大丈夫なのか?」
念のため…瞳を見つめながら言うと、返事なのか…友里は頬を赤く染めながら、唇に軽く触れるキスをしてくれた