undying love 〜永遠の愛〜


「ごめん…もう優しく出来そうにない…」

『…いいよ…ッ…我慢しないで…』

途切れがちに言われた言葉に驚きながらも、俺は激しく腰を打ちつけた

『…やァ…まさ…ッン…ッ…』

「…友里…ッ……」

繋がった部分が熱く溶けてしまいそうで…俺が動く度に蜜が溢れてシーツを濡らしていく

友里の声がより一層部屋に響いて、艶っぽくなったと同時に動きをさらに速めた

俺を収めるそこが締め付けを増し痙攣を始めて、友里の限界を知らせる

『…ぁあ!ン…ッ…ふァ…ンあッ…』

「…友里…一緒にいこう…」

『…ッ…あぁぁ!…』

自身がドクンと波を打って量を増した瞬間、俺は友里の最奥で全てを吐き出し、俺達は一緒に果てた

※※※※※※※※


肩で荒い息をする友里を抱きしめて、キスを落としていく

「ごめん…優しく出来なかった…」

ぐったりと瞼を閉じて横になっていた友里が俺の胸に顔を埋める

「ん…友里?…」

やっぱまだ早かったか…怖かったんだな…

『…まさやぁ…平気だから…大丈夫だよ?…雅也、好きだよ…。大好き…』

一人言のようにそう呟くと、友里はすぐに寝息をたてはじめた

俺は、白くて細い友里の身体を壊してしまうほど強く抱きしめた


< 88 / 132 >

この作品をシェア

pagetop