undying love 〜永遠の愛〜
身体を重ねた後、俺の腕の中で眠る友里から目を離せないでいた
長い睫毛が頬に影を作って、鎖骨や首筋には俺がつけた赤い花が咲き乱れている
そっと指で撫でると裸の肩が少し震えた。そこに唇を寄せて、耳元で聴こえる友里の吐息に愛しさが込み上げてきた
もう俺だけのものだ…
自分でも驚く程に、友里の事になると余裕がなくなる…。できることならカゴに入れてずっと俺から一瞬でも離したくない…
俺の頬を伝う涙が友里の肩に零れ落ちて、背中に回された腕に、ハッとして顔をあげた
『…雅也…泣いてるの?…』
真っ直ぐ見た友里の瞳に不安がちらついていて、俺は少し濡れた瞼にキスをした
「ははっ…これは嬉し涙だから…」
『ふふっ♪…雅也、可愛い…』
窓のブラインドから漏れる月明かりが、友里の身体を照して、それがたまらなく神秘的で…俺は友里をベッドに組み敷いていた
『えっ!?…雅也?』
「なぁ…もう一回しよーぜ…」
友里の答えを聴かずに唇を奪っても友里は抵抗しなくて、俺はそれが凄く嬉しかった
「愛してるよ…」
耳に唇を這わせて、そう囁けば身体を捩らせて反応してくれる
結局、俺は明け方まで友里と愛し合って、友里を寝かせることが出来なかった