undying love 〜永遠の愛〜


腰を支えて、心地よい重みを感じながら髪を撫でていると、友里の頬を涙が伝って俺のシャツを濡らしているのがわかった

「友里!…どうした?」

『えっ?…ぁあっ…ごめんなさい……大丈夫。なんでもないよ…』

そう言うと、パタパタとスリッパを鳴らして寝室に逃げるように入っていった

ーガチャ…

「友里…」

友里はベッドの上でシーツにくるまって枕に顔を押し付けて泣いていた

俺はただ泣き続ける友里を、しばらく黙ったまま、抱きしめていた

『ごめんなさい…もう平気…』

「どうした?…何かあったのか?」

友里は涙で濡れた顔を伏せて、俺の目を見ようとしない

『ごめんなさい…』

そればっかりだな…
やっぱ思い出したのか…?

「友里?…俺には何でも話すって約束しただろ?言ってみ?大丈夫だから」

『…ごめんなさい…私…もう、雅也の側にいれない…』

友里が俺の目をしっかり見て、そう告げた瞬間、俺は友里をベッドに押し倒していた


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