undying love 〜永遠の愛〜
許せなかった
傷つけられても明るく笑って、何一つ…誰の事も恨もうとせずに、全て一人で抱え込もうとする友里を見ていると…コイツだけが許せなかった
『…やめてくれ!』
「はぁ?何が…やめてくれだよ…お前自分がした事わかってんのか?」
俺は、おじさんの髪を掴み頭を固定して、一気に殴った
「友里は…お前のせいで子供が産めなくなったんだぞ?」
『…ッ…あぁ!…』
「いいよなぁ!お前は何も苦しまなくて…」
俺の後ろで、おばさんがヒステリックのように泣き叫ぶ声が響いていた
『…まさッ……ン…』
「まだ喋れるのか…結構しぶといね〜?」
『うっ…ぅ…ッ……』
「いつも友里をこうゆう風に殴ってたんだよねー?あんな細い腹をさぁ…男の力で…」
『ヤメてー!!警察…警察呼ぶわよ!』
「ははっ!…呼べば〜?…どう考えても捕まるのは俺じゃねぇしー…。おばさん案外頭弱いね?」
その言葉を聞いて、おばさんは電話と共に床に崩れ落ちた