すれ違い通信
大地と急に落ち着いた俺はゆっくり歩き始めた。
「晴哉、中学でも野球やるのか?」
なにを今更という感じがした。
「もちろん!なんか問題あるか?」
すると大地が笑い混じりに
「お前小学校の時に補欠だったじゃん。
だから続けるのか心配だっただけ。」
「今に見てろよ大地!
俺は中学で活躍して大エースになってや るからな!!」
言い放つ俺。加えて
「そしたらお前よりモテまくってやる!
油断してるのも今のうちだぜ!
学年で一番かわいい子を
彼女にしちゃうからな!!」
と、俺はいらんことまで口にしていた。