スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
★本物の王子様に★ 《Side -Yoshihito-》
「喜仁、お前これからどうすんの?」
「ハッ?何が?」
あの朝っぱらからの大騒動から、2日後の水曜日。
教室で甲斐とシュウと喋っていると、甲斐が真剣な目でオレにこう言った。
「何がって……風家の事だよ。アイツが周りの女子に睨まれまくってるの、知ってるだろう?」
「ああ…知ってるよ」
「まさかお前と風家がねぇ……湖柚って、いい名前だよな」
「オイシュウ、湖柚の事名前で呼ぶんじゃねぇよ」
「いや今そういう話してるんじゃないからっ!!どうすんだよ喜仁。このままじゃこの騒ぎ、まだまだ治まりそうにないぞ」
「ハッ?何が?」
あの朝っぱらからの大騒動から、2日後の水曜日。
教室で甲斐とシュウと喋っていると、甲斐が真剣な目でオレにこう言った。
「何がって……風家の事だよ。アイツが周りの女子に睨まれまくってるの、知ってるだろう?」
「ああ…知ってるよ」
「まさかお前と風家がねぇ……湖柚って、いい名前だよな」
「オイシュウ、湖柚の事名前で呼ぶんじゃねぇよ」
「いや今そういう話してるんじゃないからっ!!どうすんだよ喜仁。このままじゃこの騒ぎ、まだまだ治まりそうにないぞ」