スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
確かに甲斐の言う通り、あれから2日経った現在でも周りの女子は湖柚を睨んでいる。
そりゃあもうシュウが『鬼みたいだな』と言っちゃうレベルに。
(↑一切悪気無し)
「お前が人前であんな事するから、風家肩身の狭い思いしてんじゃんか。せっかくお前見てキャーキャー騒がない貴重な子なのに、何やってんだよ……」
ハァ…と呆れのため息を吐く甲斐を尻目に、オレは今までの事を思い返していた。
月曜日は男子にも女子にも詰め寄られ、湖柚と話そうとすると逃げられる始末。
それでも放課後は会えると思いきや、ケータイにメールが1通。
そりゃあもうシュウが『鬼みたいだな』と言っちゃうレベルに。
(↑一切悪気無し)
「お前が人前であんな事するから、風家肩身の狭い思いしてんじゃんか。せっかくお前見てキャーキャー騒がない貴重な子なのに、何やってんだよ……」
ハァ…と呆れのため息を吐く甲斐を尻目に、オレは今までの事を思い返していた。
月曜日は男子にも女子にも詰め寄られ、湖柚と話そうとすると逃げられる始末。
それでも放課後は会えると思いきや、ケータイにメールが1通。