スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
☆人とふれ合う喜び☆ 《Side -Koyuzu-》
「湖柚、アンタまぁーた本読んでるのーーー?本当に本好きねぇーー」
「何さ……いいじゃん別に。人に迷惑かけてるワケじゃないんだから」
「まぁ、確かにね。私も最近読書してないから、何か本買おっかな?」
今日も机にかじりつき、黙々と読書していた私の目の前で、己園と七智がワイワイ話している。
3時間目の歴史が終わり、4時間目の英語が始まるまでの僅かな休み時間………ムダにするワケにはいかない。
「だけどさぁ…マジで村星君のファン、大人しくなったわよね」
だけど………己園のこの発言に、私の意識は本から逸らされた。
「何さ……いいじゃん別に。人に迷惑かけてるワケじゃないんだから」
「まぁ、確かにね。私も最近読書してないから、何か本買おっかな?」
今日も机にかじりつき、黙々と読書していた私の目の前で、己園と七智がワイワイ話している。
3時間目の歴史が終わり、4時間目の英語が始まるまでの僅かな休み時間………ムダにするワケにはいかない。
「だけどさぁ…マジで村星君のファン、大人しくなったわよね」
だけど………己園のこの発言に、私の意識は本から逸らされた。