スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
そのケータイの画面に映し出されているのは、袖口とスカート部分に白いフリルが施された、淡い黄緑色のワンピース。
「確かにカワイイけど、己園の好みとは真逆じゃない?」
「バカねーー猫っち。私がこんな清楚系のワンピース、着るワケないじゃないのよ。湖柚にどうかなぁと思って写メ撮らせて貰ったの」
「えっ!?私にっ!?」
「ああ、確かに湖柚になら似合うかもね」
目を見開いて驚く私を余所に、うんうんと頷く七智。
「どう湖柚?このワンピース、絶対アンタに似合うと思うんだ。だから今日の放課後、見に行ってみない?」
「確かにカワイイけど、己園の好みとは真逆じゃない?」
「バカねーー猫っち。私がこんな清楚系のワンピース、着るワケないじゃないのよ。湖柚にどうかなぁと思って写メ撮らせて貰ったの」
「えっ!?私にっ!?」
「ああ、確かに湖柚になら似合うかもね」
目を見開いて驚く私を余所に、うんうんと頷く七智。
「どう湖柚?このワンピース、絶対アンタに似合うと思うんだ。だから今日の放課後、見に行ってみない?」