スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
水飲むついでに顔も洗っていこうと思ったのに、タオルを体育館に忘れてきてしまった事に気がついた。


「どうしよう……まさかジャージで拭くワケにはいかないし」


仕方がない………顔は体育が終わってから洗うか。


フーーーッと息を吐き、体育館に戻ろうとした時だった。


「湖柚、コレ使えよ」


「むっ、村星君っ!?」


いつの間にか村星君が傍に立っていたので、ビックリした私は思わず壁に激突。


ぶつかった所をさすさすしていると、何か柔らかい物が頭に乗っけられた。


?何だろう………?


「コレ…タオル……?」
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