スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
「フーン……だったら、オレの願い事聞いてくれるよな?」


好きな人がすぐ目の前に迫っているドキドキと、嫌な予感によるハラハラ。


プラス暑さも加わって、汗が吹き出して止まらない。


せっかくさっき顔洗ったのに…!とゴチャゴチャ考えていると、超予想外の爆弾が放り込まれた。


「次の試合……オレのチームが勝ったら、オレとデートしてよ、湖柚」


「えっ………デ、デート!?」


「オレに感謝の念抱いてるんだろ?じゃあデートしてくれてもいいよな。ヨッシャ決まり!」


「えええっ!?ちょっと待ってよ、村星君っ!!」
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