スイートプリンスの恋の魔法 ～愛しきビタープリンセス～

ニッコリと爽やかに、しかし黒～～～いオーラを全身から滲ませながら告げると……甲斐はかなりビビってたな。


逆にあれだけのブラックオーラ放出したのに動じないシュウって、マジで何なの？仙人なの？


で、試合は超全力出しきって、無事勝利。


『喜仁、超カッコ良かったよーー！』


『なんか今日はいつもより頑張ってたね！！』


そのせいで女子に騒がれまくったけど、ガン無視しといた。


「なぁ、甲斐って鞠目とどうなってんだ？今」


「どうって……別に………普通？」


ウソつけ、甲斐。


ちょっと頬、赤くなってるぞ。