スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
“一体何が違うんだ”とツッコみたくなる様な言葉を必死に繰り返す和果の声は、茫然自失の湖柚に届いている様には見えない。
湖柚の足元にはウサギのマスコットキーホルダーが付いたカバンが落ちており、恐らくさっきの音は湖柚がカバンを落とした音――――…
――――バッ
「あっ!ちょっと湖柚!」
何を言ったらいいのか頭をフルスピードで動かして考えていると、湖柚が踵を返して走り出してしまった。
「オ、オイ!!湖柚待てっ!!」
クソ!このまま弁解出来ないままなんて、絶対ドロ沼にハマっちまう!
何とかしねぇと……!!
湖柚の足元にはウサギのマスコットキーホルダーが付いたカバンが落ちており、恐らくさっきの音は湖柚がカバンを落とした音――――…
――――バッ
「あっ!ちょっと湖柚!」
何を言ったらいいのか頭をフルスピードで動かして考えていると、湖柚が踵を返して走り出してしまった。
「オ、オイ!!湖柚待てっ!!」
クソ!このまま弁解出来ないままなんて、絶対ドロ沼にハマっちまう!
何とかしねぇと……!!