スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
己園が私の机に両手をついて物凄い勢いで詰め寄ってきて、七智はその隣で心配そうにマユを下げている。
「本当に……寝不足なだけだって」
「じゃあアンタ昨日私と猫っちが送ったメール、なんでどっちも1通も返信してないのよ!?」
「村星君からの着信見るのが嫌で、電源切ってたんでしょう?」
七智の指摘に、ドキリとした。
昨日はトイレで泣いた後、ケータイは持ってたから己園に電話して、落としてそのままにしちゃったカバン持って己園と七智に迎えに来て貰ったんだ。
『オイ湖柚、お前さっきからケータイ鳴りっ放しじゃねぇ?』
「本当に……寝不足なだけだって」
「じゃあアンタ昨日私と猫っちが送ったメール、なんでどっちも1通も返信してないのよ!?」
「村星君からの着信見るのが嫌で、電源切ってたんでしょう?」
七智の指摘に、ドキリとした。
昨日はトイレで泣いた後、ケータイは持ってたから己園に電話して、落としてそのままにしちゃったカバン持って己園と七智に迎えに来て貰ったんだ。
『オイ湖柚、お前さっきからケータイ鳴りっ放しじゃねぇ?』