スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
―――
――――
―――――…
「湖柚、ちょっとオレとつき合え」
翌日の放課後…オレは鞠目と猫野と一緒に帰ろうとしていた湖柚を呼び止めた。
「えっ………」
昨日の朝視聴覚室で話してから1度も会話してなかったオレがいきなり声をかけた為、単純に驚いた様な顔でこちらに振り向く湖柚。
「ちょっと王子、つき合えって何?」
「湖柚に何の用よ王子」
「鞠目、猫野、頼むから“王子”って呼ぶな」
ギロギロ睨みつけて来る鞠目と猫野には、それだけ言っといた。
相変わらずオレは王子様呼ばわりされるのが大の苦手だ。
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「湖柚、ちょっとオレとつき合え」
翌日の放課後…オレは鞠目と猫野と一緒に帰ろうとしていた湖柚を呼び止めた。
「えっ………」
昨日の朝視聴覚室で話してから1度も会話してなかったオレがいきなり声をかけた為、単純に驚いた様な顔でこちらに振り向く湖柚。
「ちょっと王子、つき合えって何?」
「湖柚に何の用よ王子」
「鞠目、猫野、頼むから“王子”って呼ぶな」
ギロギロ睨みつけて来る鞠目と猫野には、それだけ言っといた。
相変わらずオレは王子様呼ばわりされるのが大の苦手だ。