スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
†第5章† 呪じゃなく祝
☆舞い込んだ愛☆ 《Side -Koyuzu-》
『彼女が、オレが今愛しいと感じてる女です』
『オレはこの子が好きなんです。だから婚約の話は……無かった事にして下さい』
いきなり村星君に立派な日本家屋に連れて来られて、対面させられたのは着物姿の美男美女。
その美男美女は所さんの御両親で、村星君はしっかりとした雰囲気と態度で所御夫妻に向かってこう言い放った。
最初は“何言ってるの!?村星君は所さんの婚約者なのに!!”と頭の中が超大パニックになっていた私だったけど、相変わらず村星君の言葉の威力は凄い。
「嫌ならフッてくれて構わない。だけどオレ、諦めないから」
『オレはこの子が好きなんです。だから婚約の話は……無かった事にして下さい』
いきなり村星君に立派な日本家屋に連れて来られて、対面させられたのは着物姿の美男美女。
その美男美女は所さんの御両親で、村星君はしっかりとした雰囲気と態度で所御夫妻に向かってこう言い放った。
最初は“何言ってるの!?村星君は所さんの婚約者なのに!!”と頭の中が超大パニックになっていた私だったけど、相変わらず村星君の言葉の威力は凄い。
「嫌ならフッてくれて構わない。だけどオレ、諦めないから」