スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
こりゃ村星君将来父親になったら、子供がお座りや歩く事が出来た度に超喜びそう。


その時彼の傍にいるのは私がいいな……って、私何考えてんのよっ!!//////


「湖柚?いきなり顔真っ赤にして、どうした?」


ポワンと脳内に浮かんだ妄想を打ち消す様にブンブン頭を振っていると、不思議そうな視線を送られた。


「何でもない!ごめん村星君!!」


「えっ……湖柚?」


――――えっ?


不意に自分の名前を呼ばれ、村星君と共にそちらを振り向く。


そこには私と村星君と同い年位の男の子と女の子が、2人ずつ立っていた。
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