スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
晴れた8月に外走って、その上こんなシチュエーションになったら、湖柚みたいな純情娘には耐えられないか。
「にしても本当に、あんな事言っちゃって良かったのかな………?私人にあんな“うらやましいでしょ?”的な事言ったの、初めてだよ」
「いいっていいって。オレやられっ放しとか、我慢出来ねぇタイプだし。お前が言い返した時、オレまでスーーーッとしたよ」
心配そうにマユを下げる湖柚の頭を、優しく撫でた。
オレは湖柚とは小学校違うけど、さっきの男女4人のマヌケ面を思い出すだけでこれから何かあっても気分がよくなりそうだ。
「にしても本当に、あんな事言っちゃって良かったのかな………?私人にあんな“うらやましいでしょ?”的な事言ったの、初めてだよ」
「いいっていいって。オレやられっ放しとか、我慢出来ねぇタイプだし。お前が言い返した時、オレまでスーーーッとしたよ」
心配そうにマユを下げる湖柚の頭を、優しく撫でた。
オレは湖柚とは小学校違うけど、さっきの男女4人のマヌケ面を思い出すだけでこれから何かあっても気分がよくなりそうだ。