スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
そう言って微笑む湖柚の姿は、季節を若干遡って春みたいな穏やかさを醸し出している。
「だけどあんまり男の前では笑うなよ?これ以上お前がモテると、オレ耐えられねぇから」
「だーかーら、村星君!!私モテてないって!気にし過ぎだよ」
「……その無防備っプリは、誰かの遺伝なのか?それともお前独自の性質か?」
「?何が?」
あーーー…クソ。
ハテナを浮かべて首を傾げる湖柚を見ていると、あまりにも無防備というのも困ったもんだなぁ……
「そうだ村星君。村星君ってさ、私に何かして欲しい事ってある?」
「………え?」
「だけどあんまり男の前では笑うなよ?これ以上お前がモテると、オレ耐えられねぇから」
「だーかーら、村星君!!私モテてないって!気にし過ぎだよ」
「……その無防備っプリは、誰かの遺伝なのか?それともお前独自の性質か?」
「?何が?」
あーーー…クソ。
ハテナを浮かべて首を傾げる湖柚を見ていると、あまりにも無防備というのも困ったもんだなぁ……
「そうだ村星君。村星君ってさ、私に何かして欲しい事ってある?」
「………え?」