スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
★鎧を外した姿は★ 《Side -Yoshihito-》
「オイ喜仁、お前何見てんの?」
風家と偶然原っぱで出会ってから、4日後の木曜日。
教室でボンヤリしていたオレの前に、下からニョキッと甲斐が顔を出して来た。
「ウオッ!!テメェ甲斐、いきなり出てくんじゃねぇよっ!!」
ビックリしてガタガタとイスを揺らして後退ると、「ごめんごめん☆」と大して悪いと思ってない感丸出しで謝罪する甲斐。
「今日暖かいから、眠たくなったのか?喜仁。だったらオレのマクラ貸してやろうか?」
「シュウ……学校にマイマクラ持って来てる男子高校生なんて、多分全国でお前1人だけだぞ」
風家と偶然原っぱで出会ってから、4日後の木曜日。
教室でボンヤリしていたオレの前に、下からニョキッと甲斐が顔を出して来た。
「ウオッ!!テメェ甲斐、いきなり出てくんじゃねぇよっ!!」
ビックリしてガタガタとイスを揺らして後退ると、「ごめんごめん☆」と大して悪いと思ってない感丸出しで謝罪する甲斐。
「今日暖かいから、眠たくなったのか?喜仁。だったらオレのマクラ貸してやろうか?」
「シュウ……学校にマイマクラ持って来てる男子高校生なんて、多分全国でお前1人だけだぞ」