君に会えて
黒髪で髪は背中まであり、顔も整っていて目も大きくぱっちりしている。
とにかく可愛い。

ドキドキしながら俺は席についた。
とりあえず挨拶しなきゃ!
俺はできるだけにっこり笑って挨拶をした。
「はじめまして、よろしく」
もう少し気のきいた挨拶出来ないのか!名前くらい名乗れよ!
自分で少し後悔しながらも言った。
返ってきた返事は
「どうも。吉田花梨です。」
というそっけないものだった。

言葉が少なかったからってあんまりじゃないか!?

吉田花梨という人の第一印象は「可愛いが無愛想」だった。

俺は明日からの学校生活に不安を持ちながら始業式に出た。
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