初恋ノ音色 〜海ハ今日モ唄ウ〜







「ごめん、変だよね。
ひかるは、女の子なのに。
あたし…何言ってんだろうね」


ひかるは何も言わず

ギュッと抱き締めてくれた。



「ありがと……波音…。

あたしも、波音が好きだよ。


優しくて、マイペースで、可愛い波音が大好き」


時が、止まった気がした。



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