幼なじみは、俺様KING!? ・番外編【完】
だから、気乗りしない様子の乃愛と花火の約束をして、藤城を学校のそばのカフェに呼び出した。
もちろん、この言葉を告げるため。
「藤城王河。
あたしは、アンタのことが好き!」
本当は、こんなタイミングで言いたくなかった。
キラキラの目をして、今までの想いをぶつけたかった。
「こんなこと言うと、アンタに負けたみたいで悔しいから。
絶対言うもんかって思ってたけど……。
大事な親友のために、1番言いたくない言葉を、アンタに伝えることにした」
もちろん、この言葉を告げるため。
「藤城王河。
あたしは、アンタのことが好き!」
本当は、こんなタイミングで言いたくなかった。
キラキラの目をして、今までの想いをぶつけたかった。
「こんなこと言うと、アンタに負けたみたいで悔しいから。
絶対言うもんかって思ってたけど……。
大事な親友のために、1番言いたくない言葉を、アンタに伝えることにした」