幼なじみは、俺様KING!? ・番外編【完】
学校の休み時間でも。


洋服やアクセサリー、アイドルの話で盛り上がるクラスの女子達。


その輪に混じって、興味が持てない話題に、毎日笑顔だけを浮かべていた。


本音なんか、誰にも言う事ができなくて。


そのうち、なにが自分の本音なのか、わからなくなっていた。


親の望むように。


友達に仲間はずれにされないように。


ただそれだけを考えて生きてきた。


だって、嫌われたくなかったから。


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