総長に恋したお嬢様Ⅱ
「憐斗様がいらっしゃいました」

執事の声と共に憐斗君が入ってきた。

「こんにちは、ご無沙汰しています」

「おお憐斗君!来てくれて嬉しいよ!
さあさあ座りたまえ」

…あんまり緊張してなさそう。

「この度はお嬢さんと交際を認めてくださり、ありがとうございます」

パパは礼儀正しく言う憐斗君に少し感心したご様子。
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