総長に恋したお嬢様Ⅱ
憐斗side

助けてくれ…

誰か…助けてくれ…

叫んでも叫んでも暗闇の中に

こだまするだけ。

誰か…誰か…!

「…斗君…憐斗君!」

はっと目覚めた。

玲が心配そうに俺の顔を覗きこんでいる。


< 221 / 447 >

この作品をシェア

pagetop